憧れのUSC潜入

さてさて。
前回の更新からまたまた日が空いてしまいましたが、その間にいろんな出来事がありました。


1週間×4のホームステイプログラムを終え、いつも通りぎりぎりでアパートを見つけ、生まれて初めての一人?暮らし(ルームシェア)を始めて
自動車の免許も勢いで取れてしまい(怖くてもうさっそくペーパーなう)
もう5年くらいずっと夢に見てたサンディエゴ、シーワールドに行って
グローブで出会った見知らぬ老夫婦にサンタバーバラまで連れていってもらい(Julio Iglesiasの知り合いらしいw Enriqueのぱぱ!!!)

USCの授業に潜りこみ…。
すごいおもろい経験したからこれはブログに書いとこって思っては疲れて寝ちゃって数日経つのが最近の悩みです。(笑)


さて、今回はUSCの潜入調査について書こうと思います。
USCに通う学生の手とネットの力を思いっきり借りて、三日間にわたりシネマスタディーと心理学とカウンセリング学の授業に潜り込んできました。


一日目は、USCといえばシネマスタディーということで、映画好きな私にはたまらん一日でした。3時間の授業で、真ん中で15分ほどの休憩を挟むのですが、前半は教授と学生による講義・ディスカッション後半は前半で話し合った映画をみんなで鑑賞します。
席の前方に特大スクリーンがあり、後方にはちゃんと映写機があり、鑑賞タイムになると、電気が消え、前方の垂れ幕がウィーンと開いて映画が始まります。もうマジでなんか本物!!!もうその瞬間が夢みたいで、泣きそうになりました(笑)
この時のテーマは「LOVE」前半の講義では、映画の中での視線の大切さ、いかに効果的に使われているか。とか、脚本家がどんな人物であったか、なにがその人、またストーリーを形作ったのかなどさすが現地+多数の著名な監督の出身校だけあって情報量がすごい。あとは半分わかったようなわかってないような感じでしたが、CupidやWorriorなどの様々な理論があるらしく、それにあてはめて超参加型で分析していて、おもしろかったなあ。
ベンチに座っていた、映画監督らしい人ともお友達になりました。


二日目は、カウンセリング学の授業にいざ。教室へいくと、がっつりディスカッション的な雰囲気が広がっていてこれは勝手に潜入というわけにいかず、ドキドキしながら先生に申し出ると、次のコマの授業なら講義形式のため、教室にいれてくれるとのこと。
あと2時間くらいあるやないのー!ということで、夜ご飯を食べに学生ラウンジ?横の広場へ行きました。
真ん中にピアノがおいてあり、学生らしき人が弾いていたのですーっとひきよせられてその近くでサラダを食べていたのですが
これ、別に私も弾いていいんちゃうん!?とふと思いうずうずしながら彼がピアノを弾き終わるのを待っていました。
3月に日本のお家でピアノを弾いてから、もう3カ月もたっていたのでちょっと大丈夫かな…と思いましたが、先客だった彼も、なかなかテキトーに気の赴くまま弾いていたのでなんか、もうそんな気にせんでいいか!と。
これまた日本にいた時の自分ではなかなか踏み出せない一歩をドカンと踏み出してしまいました(笑)
一番お気に入りの曲ラフマニノフ「鐘」Op3-2を弾いていると、いつの間にか周りにぱらぱらと人が集まってきていて
USCのプロモーションビデオを撮影しにきていたチームの一人にべた褒めしてもらい、なんだか音楽にも詳しいらしく、君はとてもTalentedだよ!!と。音が違う!!と。
こんな経験は初めてで今までピアノのスキルにいまいち自信も持てたことがなかったので本当に嬉しかった。練習したい!!と心から思えたのも、久しぶりでした。
そんなこんなで運命を感じ
カウンセリングの授業を受けに行って、やはりまだシャイながらも、なんとか友達をつくり夜遅かったのでUberを呼んだのに工事中の道があってうまく待ち合わせできず、電池が残り4%の中ひやひやしながら電話で待ち合わせて帰り

3日目。ラストの日。USCの雰囲気も、学生も、教授も、校舎もすべてが気に入ってしまいこれまた前日予約で、キャンパスツアーにも参加してきました。ほとんどが、将来のUSCの学生になる子とその家族での参加でした。
最初に30分ほどオリエンテーションがあり、あとは学生によるキャンパスツアー。ずっとしゃべりながら後ろ向きに歩いてたけどよく考えたらすごいよな(笑)
宮殿のような図書館、綺麗やった。あとはシネマスタディーの校舎を見に行って、スポーツのトロフィーやらが飾ってあるところに行って最後にFight on!!と言って終了。
ツアー中に通りかかる友達が、必ず彼に「Figh on!!○○!!」と叫びながら去っていく感じがまたおもしろかったな。彼もちゃんとみんなの名前覚えてて。息切れしながら「Fight on!!○○!!」とかえしてました。
その後、心理学の授業では人間ビンゴのようなアクティビティがあったため、これまた教授に申し出るしかなく、「どうぞよろしくお願いします!」といったら喜んで迎え入れてくれました(笑)「Science of Happiness」の講義があると聞いたことがあり、その講義をずっと受けてみたかったので、ハッピーでした。昔TEDでみた「Science of Happiness」について話していた教授の本も参考にしながら授業をすすめるみたい。
内容は、ここで書けるほどは理解できなかったな…。


授業後はUSCの学生とご飯を食べに行き、帰宅。
ああ~夢みたいな3日間でした。USCに通えたらほんとに最高だけど、アメリカの大学にはやっぱり通いたいなと思い直しました。
この3日間での出会いも、私にとってすごく大きなものである予感がします。